駒止湿原 水無谷地
2007年 05月 31日
水無谷地の看板は白樺谷地と水無谷地の間に在るのではなく、昭和村側の入り口にありますので、南会津町(旧田島町)側から駒止湿原へ入った方は、もしかしたら眼にしていないかもしれません。
水無谷地
□面積 8.3ヘクタール
□特徴
水無谷地は、他の湿原とは別の、入冷湖沢の谷頭に発達した湿原である。南北に細長い湿原であるが、西側の山が比較的急傾斜であるのに対して東側の傾斜は緩いいくつかの支谷に沿って広く湿原が発達しており、全体として枝別れの多い複雑な形になっている。泥炭層の厚さは2.3mで、ほぼ白樺谷地に等しい。その発達の始まりは三つの湿原のうち最も古く、およそ2万年前とみられている。その大部分は遊水低木林やせいぜい低層湿原までの繰り返しであったが、他の二つの湿原と同じくおよそ千年前から高層湿原に向けての急速な発達に至り、現在の景観となったのは数百年前とみられる。
水無谷地の特徴的な景観は、木道の東側からその奥に広がる支谷の湿原とそのブナ林である。駒止湿原では、戦後の深刻な食糧不足に対応して大規模な開拓が行われ、ブナ林もほとんど伐採された。水無谷地の西側の斜面を被う林は、そこに回復した二次林であるが、東側はこの伐採を受けずに残った原生林である。谷が緩いため、湿原の影響を受けてサワラやキタゴヨウなどの針葉樹の混交が特徴である。湿原の方は、広くイボミズゴケの密な群生が広がり、所によってオオミズゴケやアオモリミズゴケの繁茂を見ることができる。
白樺谷地と水無谷地の間にある森の中にも木道が続きます。
そして、同じ木道を通って駐車場へ向かいました。
水芭蕉・・昔 尾瀬を歩いたことを思い出しました。 空気が澄んでいそう、歩きながらいっぱい深呼吸したい気分になりました。 しばしの休息をありがとう。
熊に遭遇して?!いいですねぇ。
歩いてみたい!
熊に遭遇は嫌ですが、湿原の景色は最高ですよ。
是非是非、この駒止湿原にお出で下さい!!
いいですねぇ。本物を見てみたいです。