大内宿は何年振りかな?ってことで大内宿へ行ってきました。しかも、am10:00頃には現地に到着しました。
なので、観光客は殆ど居ない状態だったので、ゆっくりと街並みを楽しむことができました。
重要伝統的建造物群保存地区
下郷町大内宿伝統的建造物群保存地区
面積 約11.3ヘクタール
国選定 昭和56年4月18日
大内宿は会津若松と日光・今市を結ぶ南山通り(会津西街道)の宿駅の一つである。
この南山通りは、会津藩が江戸時代初期に会津と江戸を結ぶ幹線道路の一つとして整備したもので廻米などの物資の輸送で栄え、会津藩主も参勤交代の際にこの道を利用するなど重要な街道であった。
大内宿が宿駅として整えられたのは17世紀中頃と推定され、本陣・脇本陣がおかれた。
保存地区は旧街道に沿った旧宿場を中心とする南北約500メートル、東西約200メートルの範囲である。 本地区の町並の特徴は寄棟造の建物が道路と直角に整然と並べられていることである主屋は道路から空地を設けて敷地の北側に後退して建ち、南は余地をおいて奥の土間入口への通路となっており、倉や納屋は主屋の奥に建つ。
主屋の多くは江戸時代後期から明治にかけて建築されたもので、道路側に半間幅の縁をつけ、その奥の二室を座敷としている。
道路の中央には広い溝が設けられ、宿場の用水路として利用されたが、明治19年になって埋めたてられ道路の両側に側溝が掘られ洗い場を設けるなどの変遷があった。
この町並みは、会津及びその周辺地域にみられたこの地方の宿場形態の典型的なもので、その多くが失われた今日もなお往時の姿をよく残している。
また、周囲の社寺や自然環境とも一体となって優れた歴史的景観を今に伝えている。
文部省 福島県 下郷町