本栖寺の直ぐ近所に豊景神社があります。
ここの特徴は、参道に新旧の狛犬が3対あることです。一番新しい狛犬が一番手前に在りますが、一部の文字が読めませんが石工の名前は伊〇平三郎です。
郡山市指定重要無形民俗文化財 福原の太々神楽
保存団体・福原の太々神楽保存会
指定年月日・昭和60年12月20日
指定番号・第77号
豊景神社に伝承される「福原の太々神楽」 は出雲流の太々神楽であり、占くから氏子の楽人の手によって二十八座の演目が伝承されている。その演目の数は県内でも有数のものであり、その上演記録は天保10年以後のものが保存されている。
その舞は安積流、田村流の混在があるが、今日までの伝承の過程で混在したもので舞自体は洗練されており、他地域の太々神楽と比べ特異な舞もあり優雅勇壮な舞が多い。
民俗芸能の伝承には後継者の問題が多いが 「福原の太々神楽」は楽人の数も多く練習に励んでその技を磨いている。
太々神楽は市内各地に伝承されているが、その中でも演目舞、囃子伝承ともすぐれており郡山市を代表する太々神楽として価値が高い。なお福原では「福原の十二神楽」と呼んで来たが、演目が二十八座もあることから名称を「福原の太々神楽」とした。
郡山市教育委員会