東禅寺の駐車場で、「・・・ナシの木までの道順・・・」って感じで道を尋ねている方がいらっしゃった。
その方は、オイラと同じように夫婦杉を撮影し始まったが、オイラは気になってgoogle先生に質問すると直ぐ近くなので行ってみました。確かに大きな木で、しかもその説明する看板には片倉小十郎や伊達政宗の名前が・・・。何だか凄いナシの大木です。
二本松市指定天然記念物 片倉のナシの木 平成2年4月1日指定
小浜城跡の丘陵東尾根の一角に生育するヤマナシの大木である。根元周囲4.7m、目通り幹囲4.1m、 樹高約18.5mで、地上3mあたりから幹は数本の巨枝に分かれ、幹を中心として四方にほぼ13m前後の広がりを示す。樹冠はヤマナシ持有の形状を呈し、半球状にこんもりとまとまっている。
推定樹齢400年であるが、樹勢は旺盛である。 ヤマナシそのものが本来稀な植物であるうえ、これほどの大木は極めて珍しく、保護していく価値がある。
なお、地名「片倉」は伊達政宗家臣の片倉小十郎の館がごの尾根上に所在していたことによるといわれ、本樹は空堀跡とみられる凹地の岸に立っているが、小十郎のお手植えとの言い伝えもある。
二本松市教育委員会