先日ご紹介した神社の狛犬を作製した石工は誰なのかを調べていて、出てきた名前が小林和平でした。
ウィキペディア「小林和平」
ウィキペディアに書かれている内容の参考文献は下記の書籍らしいのですが、Amazonさんにはありませんでした。
たくきよしみつ『神の鑿(のみ)』改訂第四版(2004年、狛犬ネット)
もしかしたら自費出版等で、作者か主人公の地元の図書館に行けば、その書籍があるかも?って考えて、今年の4月にオープンしたモトガッコへ行って調べるとビンゴでした。
そして、分かったのは小林和平以外に小松寅吉の名前。小松寅吉が師匠で、小林和平が弟子の関係らしいです。彼らが残した作品の場所をGoogleMAPに保存して、一番近くに在る石都都古和気神社に向かって狛犬だけを撮影しました。
神の鑿の中でも紹介されていましたが、小林和平は幼い子供2が亡くして3人目の娘も15歳で亡くしているそうで、その3人の亡くなったこどもを想って造った作品の様です。
ちなみに、川を挟んで向こう側にも狛犬があって、そこにも小林和平の名前が刻まれていました。