本宮市をぶらり2 岩角山岩角寺4 @福島県本宮市

岩角寺の境内から少し登ったところに出世大黒天堂が在り、その向え側には毘沙門天堂が在ります。
 その境内にはここを守る(?)大迫力の虎や温厚そうな撫牛の石像があり、毘沙門天堂を見下ろす場所に落ちない石が見えます。
 この落ちない石は、今にも落ちそうな感じなのに、あの東日本大震災でも落ちなかったので、縁起物になっているようです。

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撫牛の由来
 当山をお開きになった慈覚大師が入唐求法の苦難の修行を無事に終えて帰国後、東北地方御巡錫の砌り当山の麓にさしかかりましたが(現在の蛇舐石付近)、その当時は葦や雑草が繁る湿地帯で人は容易に踏み入る事ができませんでした。
 そこで大師は、里人に懇情し1頭の和牛を借り受けて、ようやく当山に辿りつくことが出来たと云うことです。大師は牛を貸してくれた農家に心から礼をのべると共に、大師をのせてくれた牛に対しても感謝の気持で牛を撫でられました。
 牛馬にまでも深い愛情を垂れ賜った大師は毘沙門天王の広前に臥した牛を石に刻み記念に遺されたと伝えられ、今日『岩角山毘沙門天王千座護摩開運撫牛』として信者の方々へ頒布されています。
 民芸品「岩角山の撫牛しは素焼物で御護摩の灰と土を混ぜて焼いたものです。
  当山山主敬白

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福島県指定名勝及び天然記念物 岩角山
  昭和30年2月4日指定
  所在地 白沢村大字和田字東屋口八84番地ほか
  所有者 岩角寺
 岩角山は、標高337メートルで、阿武隈山地の中部に位置し全山花崗岩で形成されている。「岩角山」の名勝は、花崗岩の浸食風景からつけられたもので、幾十の巨岩には形によって名がつけられ、わが国の代表的な花崗岩浸食風景となっている。
 この山は、平安時代に伊達郡の霊山などと同じ頃に天台宗の三世、慈覚大師によって開かれたといわれ、天台密教の道場として栄えたと伝えられる。山上の奥の院の岩に阿弥陀如来をあらわす種子キリークと、ベイの種子がある。ベイは薬師・毘沙門天の信仰を現わしたものである。江戸時代、二本松藩主丹羽光重(1615~95)が信仰し、岩角寺の豪伝が復興に力をつくし、特に毘沙門天の
信仰が厚かった。
  福島県教育委員会

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by geiei | 2018-07-07 04:34 | 名所旧跡 | Trackback | Comments(0)

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