本宮市をぶらり2 岩角山岩角寺3 @福島県本宮市

岩角寺の広い境内の中には、水が湧く場所があって、そこには不定期に黄金花がそうです。不思議ですねー。
 その場所を見下ろす様に玉絹観音が建っています。玉絹の由縁は以下のとおりです。

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玉絹物語
 今から700年ほど昔、正覚という若い僧が岩角山に草庵を結び、里人に信仰を説き養蚕と機織りを教えて貧しい人々に生きる喜びを伝え救済に努めておりました。
 当時の地頭、和田宗基は妻に先立たれた後、酒池肉林にふけり重税を課しましたので、貧困の中に亡くなった人たちの怨霊は白蛇となり館の岩に群がって崩してしまいました。これが蛇舐石です。
 宗基の娘、玉絹は、密かに貧しい里人に金品を施し、機織りを手伝い父の罪を償っておりました。その玉絹に正覚は心ひかれ、ふたりに愛が芽生えました。また、玉絹の教えた草木染めの織物はすばらしく暮らしは次第に楽になっていきました。
 しかし、宗基が更に重税を課したので、正覚は税の軽減を訴えましたが、悪僧として死刑を宣告されてしまいました。その夜、玉絹は正覚を救うために牢を開きましたが、正覚は、「私ひとりの死で里人を救えるなら。」と断り、『恋しくば 南無阿弥陀仏と 唱うべし 我も六字の中にこそあれ』と書き残し刑場の露と消えました。玉絹もまた池に身を沈めてしまいました。さすがの宗基も目が覚めたと伝えられています。
 この物語は『あだち野のむかし物語』1-⑦に掲載されています。
  安達地方新しい旅実行委員会(自治センター内)
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by geiei | 2018-07-06 04:34 | 名所旧跡 | Trackback | Comments(0)

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