安土城 前編 @滋賀県
2013年 01月 12日
戦国時代に建設された城だけあって天守閣の跡まで歩きましたが殆ど登山です。あの時代に生きていた人たちは大変だったろうなぁ?なんて考えながら登っていると「石仏」の文字と灰皿にお金があって、よーく見ると隣の石に仏様の姿がなんとなく浮かんでいるのが見えて、これのことかとやっと分かりました。
伝 羽柴秀吉邸跡
仏足石(室町時代中期)
この仏足石は大手道などに見られる石仏と同様に築城当時単なる石材として集められ石垣に使われて居たようで昭和の初期登山道整備のとき此の付近の崩れた石垣の中から発見されました。仏足跡はお釈迦さまの足跡を表現したもので古代インドでは仏像に先立ち崇拝の対象にされて居ました。我が国では奈良の薬師寺のものが現存する最古(奈良時代、国宝)のものとして有名ですが、この仏足石は中世の数少ない遺物として大変貴重なものです。
摠見寺住職
二の丸・織田信長公本廟
石の階段が永遠に続くような感覚がありましたので、攻めるとしたら途中から気持ちが萎えてしまいそうです。