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鎌倉宮

荏柄天神社の次に行ったのが、鎌倉宮です。
 しかし、行った時間が16:00頃だったので、観光客が疎らで境内で行われていたフリーマーケットの片づけがほぼ終わった状態でした。気持ちが↓になってしまったので、早々に鎌倉宮を退散しました。

鎌倉宮

 後醍醐天皇の皇子である護良親王を祭神とする神社です。
 護良親王は、後醍醐天皇の鎌倉幕府倒幕の動きに呼応して幕府軍と戦うなど、貢献しました。
 幕府が滅亡し天皇親政が復活(建武の新政)すると征夷大将軍に任じられましたが、その後足利尊氏と対立して捕らえられ、28歳で非業の最期を遂げられました。社殿の後ろ手に残る土牢が親王最後の地と伝えられている。
 10月には境内で薪能が催されます。


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護良親王は戦いの際に、兜に獅子頭のお守りを忍ばせていたそうな。
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撫で身代わりの由来

 上義光公は、護良親王の忠臣にして元弘3年(1333)正月吉野城落城の折、最早これまでと覚悟を決めた護良親王は、別れの酒宴をされました。
 そこへ村上義光公が鎧に16本もの矢を突き立てた凄まじい姿で駆けつけ、親王の錦の御鎧直垂をお脱ぎいただき自分が着用して「われこそは、大塔宮護良親王ぞ、汝ら腹を切る時の手本とせよ」と告げて腹を一文字に掻き切り、壮絶な最期をとげ、その間に親王は、南に向って落ちのびました。
 このように身代りとなられた村上義光公を境内の樹齢103年の欅の大木にて彫り上げ「撫で身代り」として入魂致しました。


鎌倉宮_f0048546_21435911.jpg

by geiei | 2010-03-27 21:55 | 名所旧跡 | Trackback | Comments(0)

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by 鯨影
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