夏休み2日目 国宝高岡山瑞龍寺2/2 @富山県
2012年 09月 09日
墓に在った説明書きを読むと「織田信長公父子の分骨?」。あれ?織田信長って死体が見つからなかったんじゃなかったけ?とか思いながら、そう言えば信長の墓って何処にあるんだっけ?などと思考は別のところに行ってしまい。終いには、前田利長は織田信長への忠義を尽くしたということなのでしょうけれども豊臣秀吉はこの事実を知っていたのかな?などと歴史の裏舞台をあれこれ想像していたのでした。あー無理しても来て良かったと心底思ったのでした。
富山県指定文化財 瑞龍寺石廟
前田利長公は本能寺の変後、織田信長公父子の分骨を迎えてその霊を慰めたと伝えられる。
利長公の菩提寺瑞龍寺を造営したとき、開山広山恕陽禅師が利長公父子も加えて同じ形式の五基を建造したのが、この石廟の由来である。
廟の石材は淡緑色の凝灰石(俗称越前笏谷石)を用い壇上積の基礎の上に立つ切妻型石廟建築である。
石廟は向かって右から前田利長公(高岡開祖)、前田利家公(加賀藩祖)、織田信長公(利長夫人 玉泉院の父)、織田信長公側室、織田信忠公(信長公の子息)の五人のもので、中でも利長公のものは壁面に二十五菩薩を刻んだ代表的な優品である。
これら五基の石廟は地方政治史上、又石造建築史上の貴重な資料でもあるところから、昭和45年3月2日富山県指定文化財史跡に指定された。
瑞龍寺法堂の鬼瓦
台所には巨大なかまどと鍋
高岡開町の祖、前田利長の菩提寺・瑞龍寺を光で彩る「春のライトアップと門前市」が28日開幕した。完成から350年を迎えた大伽藍が夜空に浮かび上がり、大勢の来場者が幻想的な光のショーを楽しんだ。30日まで。ライトアップは午後6時半から9時半まで。... more
ですが、分骨されたのでしょうかねェ。
織田信長は富山に縁もゆかりも無いはずです。前田家として主君を崇めているだけではないかと想像します。
いえいえ。織田信長の遺体は本能寺の変の際に見つかっていないはずですから、分骨なんて不可能です。