荏柄天神社
2010年 03月 27日
日本三天神の一つだそうですが、そこに注目するよりは境内にある大きな銀杏の木やかっぱの筆塚に注目して欲しいです。特にかっぱの筆塚は胴の部分一面に様々の漫画家の方々の河童のレリープが貼ってあり、お気に入りの漫画家のレリーフを探すのも楽しいと思います。
荏柄天神社のHP
http://www1.kamakuranet.ne.jp/egara/
荏柄天神社
古くは荏柄山天満宮とも称し、福岡の太宰府天満宮、京都の北野天満宮と並び、日本三天神の一つに数えられて来ました。
平安時代中頃、雷雨と共に天神の絵姿が降りてきたのを里人が敬い、そこに神社を建てて祀ったのが始まりとされます。
源頼朝が大蔵(現在の雪ノ下3丁目付近)に幕府を開くと、その鬼門を守護する神社として崇められました。
境内は国の史跡、本殿は国の重要文化財に指定されています。
かっぱ筆塚・絵筆塚
手前に佇むのが、河童の漫画を描き続けた清水崑氏が愛用の絵筆を供養し、昭和46年に建てた「かっぱ筆塚」です。大きな筆を担いだ河童の姿がレリーフされています。
奥にそびえるのが、清水氏の意志を継いで横山隆一氏らが平成元年に建立した「絵筆塚」です。当時、日本漫画家協会に所属していた漫画家有志がそれぞれのキャラクターを河童のモチーフで描き、それらの作品154枚がレリーフされています。
毎年10月には、清水崑氏を偲び讃え感謝の真心を込めて古筆を供養する絵筆塚祭が執り行われております。
境内に入るときには気が付きませんでしたが、門の扉が梅のマークになっていたんですね。